ツールハウス − ワークステーションのメモ − |
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実は,今でも SUN WS を使っています。熱心にプログラムを書いていた頃は,
SPARC STATION 2 (SS-2) や NEWS-3470 をバリバリ使っていました。でも,
その頃のマシンは残してありますが,電源を入れないままです。
現役で仕事に使っているのは,ランチボックスタイプの Classic をファイルサーバに,
そして,Ultra-60(450MHz CPU x 2)を各種プログラム開発用に,といったところです。
Ultra-5 も時々は使っています。
で,今回紹介するのは,稼働率の高い Classic です。今の具体的な担当は次のようになっています。
(1) DHCPサーバ。ネットワークブートのために BOOTP もサポート。
これによって,JavaStation や CAT68701(SH-3) をブート可能。
(2) NFS サーバでディスクレスのボードコンピュータ(N-CARD,CAT68701等)にファイルを提供。
(3) CVS サーバ
(4) Samba サーバ
(5) Web サーバ
(6) TFTP
(7) XNTP
現在のPCと比べると計算速度は10倍以上も負けてしまいますが,ファイルサーバとしてなら,
ディスクアクセス速度,ネットワーク転送速度などによって,それ程差が顕著にはならないです。
でも,それなりに拡張はしてあります。
(1) メモリー96MB(16MB SIMM 72pin EDO Parity付 を6枚) … 本当はFastPage タイプが必要
(2) ハードディスク80GB(IDE -> SCSI 変換ボードによる)
(3) 100BASE-T ネットワークカード(WIDE SCSI 付の SWIFTカード)
何より,動作音が静か。消費電力が少ない(10〜20ワット程度)が魅力的です。
それに,ハングアップしたりせず,動作が安定しているところも選択している理由です。
処理能力が高いとはいえ,Ultra-60 では200ワットを消費するためかファンの音も物凄いです。
専用サーバの CobaltQube や LinkStation も試したのですが,動作音がとても気になりました。
でも,いずれ,PowerPC Linux の玄箱は試してみるつもりですが。
設定内容など具体的なことは,随時追加していく予定です。本当は,
SHなどのクロスコンパイルもさせたかったのですが,
クロス開発環境を作るだけでも時間がかかって大変です。
最近では、中古を手軽な価格で入手することができると思います。
(Oct 2, 2005)
Quad Fast Sbus Ethernet Adapter X1049A
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Last updated: Oct 2, 2005