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1. まだまだ使える,ワークステーション
2. ネットワークの実験台
 
  ( 免責事項 )



1. まだまだ使える,ワークステーション

 SUN SPARC STATION と SONY NEWS の大ファンです。UNIX を本格的に使い始める前は, 富士通の FM-11EX に各種CPUボードを差して,CP/M,MS-DOS,OS-9 でしたが, 思い出話は,Lisa,Macintosh やメインフレームのことも含め,別の機会に書きます。

 実は,今でも SUN WS を使っています。熱心にプログラムを書いていた頃は, SPARC STATION 2 (SS-2) や NEWS-3470 をバリバリ使っていました。でも, その頃のマシンは残してありますが,電源を入れないままです。
 現役で仕事に使っているのは,ランチボックスタイプの Classic をファイルサーバに, そして,Ultra-60(450MHz CPU x 2)を各種プログラム開発用に,といったところです。 Ultra-5 も時々は使っています。

 で,今回紹介するのは,稼働率の高い Classic です。今の具体的な担当は次のようになっています。

  (1) DHCPサーバ。ネットワークブートのために BOOTP もサポート。
   これによって,JavaStation や CAT68701(SH-3) をブート可能。
  (2) NFS サーバでディスクレスのボードコンピュータ(N-CARD,CAT68701等)にファイルを提供。
  (3) CVS サーバ
  (4) Samba サーバ
  (5) Web サーバ
  (6) TFTP
  (7) XNTP

 現在のPCと比べると計算速度は10倍以上も負けてしまいますが,ファイルサーバとしてなら, ディスクアクセス速度,ネットワーク転送速度などによって,それ程差が顕著にはならないです。
 でも,それなりに拡張はしてあります。

  (1) メモリー96MB(16MB SIMM 72pin EDO Parity付 を6枚) … 本当はFastPage タイプが必要
  (2) ハードディスク80GB(IDE -> SCSI 変換ボードによる)
  (3) 100BASE-T ネットワークカード(WIDE SCSI 付の SWIFTカード)

 何より,動作音が静か。消費電力が少ない(10〜20ワット程度)が魅力的です。 それに,ハングアップしたりせず,動作が安定しているところも選択している理由です。
 処理能力が高いとはいえ,Ultra-60 では200ワットを消費するためかファンの音も物凄いです。 専用サーバの CobaltQube や LinkStation も試したのですが,動作音がとても気になりました。 でも,いずれ,PowerPC Linux の玄箱は試してみるつもりですが。


 設定内容など具体的なことは,随時追加していく予定です。本当は, SHなどのクロスコンパイルもさせたかったのですが, クロス開発環境を作るだけでも時間がかかって大変です。




2. ネットワークの実験台

 SUN からは、FastEther のコネクタが4個ついた QuadFastEthernet Card が出ています。Sbus 用とPCI用があります。
 このカードを使うと、本来のコネクタも含めて、5つのネットワークに接続することができ、 ルーターの代わりをさせることができます。転送時にフィルタリングをするなど、 様々な実験が可能になります。 ただ、SUN4cやSUN4m のアーキテクチャのマシンでは遅すぎて実用にはなりませんが。
 便利なのが、IP アドレスが最初から固定で割り当てられているボードコンピュータなどに接続して利用したり設定を変更したり(N-card みたいに)、 または、IP アドレスを固定にした納品形態でも、容易にテストができることです。
 Solaris では、/etc/hostname.qfe0 〜 qfe3 までホスト名を設定しておき、 必要に応じて ifconfig 等で IP アドレスを変更すれば済みます。

最近では、中古を手軽な価格で入手することができると思います。
(Oct 2, 2005)



Quad Fast Sbus Ethernet Adapter X1049A



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Last updated: Oct 2, 2005